内容紹介
いま初めて暴かれる最高裁の闇!
最高裁新任局付判事補・笹原の見た司法の聖域は、裁判官の思想統制のための牢獄(ラーゲリ)だった!
裁判官を左遷し判決の方向を差配する最高裁長官、絶大な権力を振かざす我が物顔の事務総局。司法の中枢最高裁判所内では醜悪な権力抗争が煮えたぎる。「法の支配」とは無縁の上命下服の思想統制に、司法エリートたちは次々と屈服していく。最高裁の中枢を知る元裁判官の城山三郎賞作家が、司法の真実を暴く権力小説。
解説:ノンフィクション作家 清水潔
©Hroshi Segi 2019
製品情報
製品名 | 黒い巨塔 最高裁判所 |
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著者名 | 著:瀬木 比呂志 |
発売日 | 2019年11月14日 |
価格 | 定価 : 本体900円(税別) |
ISBN | 978-4-06-516950-6 |
判型 | A6 |
ページ数 | 496ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2016年10月、小社より単行本として刊行されたものです。 |