内容紹介
一族の歴史と想いが込められているはずの「名字」は、古代から階層意識、職制、地名、出自などさまざまな要素を取り込みながら陰に陽に使われ続け、明治維新後に公称が義務化されるに至ったものである。氏姓制度、臣籍降下、律令制、源平合戦、惣領と庶子、幼名、通字、偏諱――名字の成立過程と変遷を通して日本の歴史を通観し、現代に続く起源を探ってゆく。
製品情報
製品名 | 名字の歴史学 |
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著者名 | 著:奥富 敬之 |
発売日 | 2019年04月12日 |
価格 | 定価 : 本体860円(税別) |
ISBN | 978-4-06-515287-4 |
通巻番号 | 2521 |
判型 | A6 |
ページ数 | 200ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、2004年、角川書店より刊行されました。 |