内容紹介
全固体電池の研究者が失踪した。その直前、燃料電池自動車開発に注力する中国資本企業から引き抜きのオファーがあった。事件に関係する早川と名乗る謎のヘッドハンター、そして裏には巨大な中国資本の存在が見え隠れする。警視庁は、この複雑な事件の解明のために、組織犯罪摘発のため、密かに設立した“非合法”潜入捜査チーム「特別潜入捜査官」への調査指令を出す!中国資本と技術流出。国家を超えた陰謀に、捜査官が立ち向かう
全固体電池の研究者・石毛が失踪した。その直前、燃料電池自動車開発に注力する中国資本企業からのオファーがあったのだという。さらに燃料電池自動車に関係する技術者が次々に失踪していることが判明する。
それぞれの事件に関係する早川と名乗る謎のヘッドハンター、そして裏には巨大な中国資本の存在が見え隠れする。警視庁は、この複雑な事件の解明のために、組織犯罪摘発のため、密かに設立した“非合法”潜入捜査チーム「特別潜入捜査官」への調査指令を出す!
ふだんは下北沢の「つつみんシアター」の劇団員として暮らす伝説の潜入捜査官・田宮一郎を中心に四人の捜査官が「スタジオUST」に招集された。
中堅エレクトロニクス会社<海運電産>、中国系ファンド<先進公司>、素材開発で知られる<日鉄>へとそれぞれの潜入が始まる。
中国資本と技術流出。国家を超えた陰謀に、田宮たち捜査官は立ち向かうが……。
傑作『ACT 警視庁特別潜入捜査班』シリーズ、待望の第3弾! 文庫オリジナル。
製品情報
製品名 | ACT3 掠奪 警視庁特別潜入捜査班 |
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著者名 | 著:矢月 秀作 |
発売日 | 2019年02月15日 |
価格 | 定価 : 本体680円(税別) |
ISBN | 978-4-06-514544-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 352ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 「小説現代」2017年12月号~2018年10月号 |