内容紹介
死刑存続論者の多くは、「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」と言う。しかし、著者は問う。「自分の想像など被害者遺族の思いには絶対に及ばない。当事者でもないのに、なぜこれほど居丈高に、また当然のように死刑を求められるのか?」本書は、死刑制度だけでなく、領土問題、戦争責任、レイシズム、9・11以後、原発事故、等々、多岐にわたる事象を扱う。日本に蔓延する「正義」という名の共同幻想を撃つ!
製品情報
製品名 | 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい |
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著者名 | 著:森 達也 |
発売日 | 2018年11月15日 |
価格 | 定価 : 本体880円(税別) |
ISBN | 978-4-06-513720-8 |
判型 | A6 |
ページ数 | 480ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2013年8月、ダイヤモンド社より単行本として刊行されたものです。 |
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