内容紹介
ギリシアが強大な力を持っていたヘレニズム時代。アレクサンドリアの七十二人のユダヤ人たちが、ヘブライ語聖書をギリシア語に翻訳しはじめたという。この通称「七十人訳」が、こそ、現存する最古の体系的聖書であり、「イエス時代の聖書」である。七十人訳聖書とはなにか。なぜ生まれ、いかにしてキリスト教を変えたのか。『七十人訳ギリシア語聖書』の訳者が、長年の研究の成果をわかりやすく解説する。
紀元前三世紀頃、ギリシアが強大な力を持っていたヘレニズム時代。エジプトの港湾都市アレクサンドリアの七十二人のユダヤ人たちが、ヘブライ語聖書をギリシア語に翻訳しはじめたという。この通称「七十人訳」(しちじゅうにんやく)が、新興宗教のひとつでしかなかったキリスト教を地中海世界に広め、その後の世界宗教としての展開を決定づけることになる――。
七十人訳聖書とはなにか。なぜ生まれ、どのように広まり、いかにしてキリスト教を変え、政治や世界に影響を与えたのか。『七十人訳ギリシア語聖書』の訳者が、長年の研究の成果をわかりやすく解説する。
©Gohei Hata 2018
製品情報
製品名 | 七十人訳ギリシア語聖書入門 |
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著者名 | 著:秦 剛平 |
発売日 | 2018年06月11日 |
価格 | 定価 : 本体2,250円(税別) |
ISBN | 978-4-06-512094-1 |
通巻番号 | 678 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 400ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |
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