内容紹介
列伝から、戦国時代の「僧侶」イメージを問い直す
戦国時代において、「僧侶」はいかなる存在だったのでしょう? 権力とのかかわりからか、太原雪斎、前田玄以、金地院崇伝、天海らの名が一般に知られていますが、実のところ、彼らに代表される「権力者のブレーン」といったイメージは、僧侶が担った役割の一部にすぎません。そこで本書では、宗派を問わず、戦国期に活動した僧侶約四〇人を選び、彼らの担った役割を見直していくことにしました。そして、そこから見えてきたのは、あまりにも多様な「俗世との関わり方」でした。近現代の一般的な「お坊さん」とはひと味もふた味も違う、「戦国の僧侶」。彼らについて知ることで、戦国時代のイメージも更新されることでしょう。
製品情報
製品名 | 戦国僧侶列伝 |
---|---|
著者名 | 編:日本史史料研究会 |
発売日 | 2018年11月29日 |
価格 | 定価 : 本体1,200円(税別) |
ISBN | 978-4-06-511999-0 |
通巻番号 | 143 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 星海社新書 |
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