主権の二千年史

講談社選書メチエ
シュケンノニセンネンシ
  • 電子あり
主権の二千年史
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • プロローグ
  • 第一章 近代民主主義とは?
  • 1 機能分化した政治システム
  • 2 人民主権・立憲主義・代表原理
  • 3 古代民主政と近代民主主義
  • 4 民主主義の「ありそうもなさ」
  • 5 社会の自己組織化としての近代民主主義
  • 第二章 近代民主主義への道
  • 1 供犠と権力──自己否定的な自己組織化様式
  • 2 西欧中世における王権観念の変遷
  • 3 封建制とキリスト教
  • 4 中世前期──聖俗二元体制の形成
  • 5 中世後期──教会の国家化と国家の教会化 (1)
  • 6 中世後期──教会の国家化と国家の教会化 (2)
  • 7 立憲主義・代表制・人民主権論
  • 8 自己否定的な自己組織化様式の否定
  • 第三章 近代民主主義の成立と構造
  • 1 近代の中の中世
  • 2 絶対主義国家の過渡的性格
  • 3 市民革命と脱宗教化
  • 4 市民的公共性と近代民主主義
  • 5 政治システムの機能分化
  • 6 機能分化の基礎的条件──「公と私」の分離
  • 7 機能分化の追加的条件──三つの限定
  • 8 近代の自己組織化様式
  • 第四章 近代民主主義の揺らぎ
  • 1 戦後体制の崩壊
  • 2 領域的限定からの乖離
  • 3 規範的限定からの乖離
  • 4 方法的限定からの乖離
  • 5 近代社会の変容
  • 6 近代民主主義の危機
  • エピローグ 情報化時代の民主主義
  • 1 民主主義をめぐる理論と実践
  • 2 遠隔デモクラシー
  • 3 現代的な自己組織化と民主主義
  • 文献一覧
  • あとがき

製品情報

製品名 主権の二千年史
著者名 著:正村 俊之
発売日 2018年06月11日
価格 定価:1,705円(本体1,550円)
ISBN 978-4-06-511845-0
通巻番号 677
判型 四六
ページ数 224ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:正村 俊之(マサムラ トシユキ)

1953年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、大妻女子大学社会情報学部教授。東北大学名誉教授。専門は、社会学・コミュニケーション論・社会情報学。
主な著書に、『秘密と恥』、『情報空間論』(以上、勁草書房)、『コミュニケーション・メディア』(世界思想社)、『グローバル社会と情報的世界観』(東京大学出版会)、『グローバリゼーション』、『変貌する資本主義と現代社会』(以上、有斐閣)ほか。主な訳書に、ニクラス・ルーマン『信頼』(共訳、勁草書房)ほか。

オンライン書店で見る