ゲルの科学
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目次
第1章 ゲルとは―ゲルは普遍的な物質の状態である
1.1 高分子ゲルとは
1.2 生物組織はハイドロゲルでできている
1.3 日常生活におけるゲル
1.4 ゲルの歴史と定義
1.5 高分子ゲルの分類
1.6 なぜゲル科学が重要なのか
付録 IUPACによるゲルの定義
第2章 ゲルの基本的性質
2.1 ゲル化点
2.2 ゴム弾性
2.3 液体の吸収と保持
2.4 膨潤および体積相転移
2.5 高分子電解質ゲル
2.6 ゲル中の水
2.7 ゲル中の拡散および輸送
第3章 ゲルの形成
3.1 架橋(橋架け)反応とは
3.2 化学ゲル
3.3 物理ゲル
3.4 網目構築の理論モデル
第4章 ゲルの熱力学
4.1 膨潤現象とは
4.2 膨潤度の決定および表式
4.3 膨潤に関する理論的アプローチ:非荷電ゲルの平衡膨潤
4.4 荷電を有するゲルの膨潤
4.5 準希薄系:排除体積とスケーリング理論
4.6 拘束下における膨潤
4.7 ゲル中の相分離およびゲル形成中の相分離:体積相転移
4.8 まとめ
第5章 膨潤と収縮の速度論
5.1 ゲル膨潤の現象論
5.2 高分子網目の協同拡散理論
5.3 膨潤と収縮
5.4 膨潤・収縮の速度論に対する実験的証明
5.5 体積相転移温度前後における膨潤と収縮
5.6 まとめ
付録A テンソル
付録B ベッセル関数
付録C 式の導出
第6章 ゲルの力学とレオロジー
6.1 ゲルの弾性
6.2 ゲルの拡散-力学カップリング
6.3 ゾル-ゲル転移のレオロジー
第7章 ゲルの構造解析
7.1 構造解析の方法とゲルの不均一性
7.2 散乱理論
7.3 種々の実験条件におけるゲルの散乱関数
7.4 顕微鏡法
7.5 NMR法
7.6 動的光散乱法
第8章 生物におけるゲル
8.1 ヒトの身体はゲルでできている
8.2 細胞外マトリックス(ECM)
8.3 結合組織
8.4 細胞
8.5 細胞核
8.6 細胞骨格
第9章 ゲルの生物模倣機能と応用
9.1 高強度ゲル
9.2 低摩擦ゲル
9.3 ソフト・ウェットアクチュエーター
9.4 細胞(培養)担体
9.5 階層性細胞骨格ゲル
9.6 ドラッグデリバリーシステム(DDS)
9.7 バイオメディカルゲル