内容紹介
我が国最大の説話集であり、内容の多様さも文学的興趣も群を抜く「今昔物語集」。古来我が国で「世界」を意味した三国、天竺・震旦・本朝(インド・中国・日本)の一千を超える説話を収めた三十一巻(うち三巻を欠き、現存は二十八巻)のうち、本朝の世俗説話を収めた巻二十二~三十一。その平易で読みやすい全現代語訳をコンパクトに刊行。語注も充実。巻二十二~巻二十四。
目次
- 凡 例
- 巻第二十二 本朝
- 巻第二十三 本朝
- 巻第二十四 本朝 付世俗
- 巻第二十五 本朝 付世俗
- 巻第二十六 本朝 付宿報
- 解 説 武石彰夫
- 参考付図・系図
製品情報
製品名 | 今昔物語集 本朝世俗篇 (上) 全現代語訳 |
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著者名 | 訳:武石 彰夫 |
発売日 | 2016年06月11日 |
価格 | 定価 : 本体1,680円(税別) |
ISBN | 978-4-06-292372-9 |
通巻番号 | 2372 |
判型 | A6 |
ページ数 | 592ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書は『今昔物語集』巻第二十二から巻第二十六の現代語訳です。現代語訳文は『現代語訳対照 今昔物語集 本朝世俗部』(一)~(四)(旺文社刊、1984~1986年)の現代語訳を用いました。 |