内容紹介
イザナギ、イザナミ、アマテラス、そしてスサノヲ。一地方の霊格として独自の性格や尊崇を有していた神々は、どのようにして日本神話を代表する神格を獲得していったのか。歴史学と民族学・比較神話学という二つの潮流をふまえ、素朴な「原像」が宮廷神話へと発展していった過程を追い、信仰や祭祀の形成との関係を通して古代国家成立の実像に迫った日本神話学、不朽の一冊。
目次
- はしがき
- 第一章 イザナギ・イザナミ神話の形成
- 第二章 スサノヲ神話の形成
- 第三章 アマテラス神話の源流
- 第四章 伊勢神宮とアマテラス
- 第五章 日本神話を歴史とするために
製品情報
製品名 | 日本の神々 |
---|---|
著者名 | 著:松前 健 |
発売日 | 2016年01月09日 |
価格 | 定価 : 本体960円(税別) |
ISBN | 978-4-06-292342-2 |
通巻番号 | 2342 |
判型 | A6 |
ページ数 | 240ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、1974年9月、中央公論社より刊行されました。 |