内容紹介
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目次
- 学術文庫版に寄せて
- はじめに
- I 近代の批判:中絶した投企─―日本の一九三〇年代
- 西洋という仮想された同一性/普遍主義と特殊主義の親和性/反近代主義のなかの近代主義/竹内好の〈抵抗〉
- II 国民共同体の「内」と「外」─―丸山真男と忠誠
- 運命共同体と帰属/近代世界における国民共同体の表象
- III 国際社会のなかの日本国憲法─―社会性の比喩としての〈移民〉と憲法
- 近代をどう規定するか/憲法は社会問題を創出する/〈移民〉という比喩/憲法九条は国境をまたいでいる/憲法九条の可能性
- IV 偏在する国家─―二つの否定:『ノー・ノー・ボーイ』を読む
- 回帰なき帰還/同一性という危機/投企による社会性への讃歌
- V 歴史という語りの政治的機能─―天皇制と近代
- 歴史の言遂行の側面/「日本人」「日本語」「日本文化」/近代性を語り得る実定性の水準/複綜文化主義的配置
- [付]自己陶酔としての天皇制─―アメリカで読む天皇制論議
- VI 死産される日本語・日本人─―日本語という統一体の制作をめぐる(反)歴史的考察
- 多言語性と多数性/話し言葉と新たな主体の組織
- VII 「西洋への回帰」と人種主義─―現代保守主義と知識人
- 人種主義と主体の構制/無徴の場所としての「西洋」/保守主義の台頭と「西洋」
- [付]人種主義に関する提言
- あとがき
製品情報
製品名 | 死産される日本語・日本人 「日本」の歴史―地政的配置 |
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著者名 | 著:酒井 直樹 |
発売日 | 2015年05月09日 |
価格 | 定価:1,243円(本体1,130円) |
ISBN | 978-4-06-292297-5 |
通巻番号 | 2297 |
判型 | A6 |
ページ数 | 360ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、1996年に新曜社より刊行されました。 |