内容紹介
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目次
- はしがき
- 序
- 第一部 情報システムとしての財
- 第一章 人はなぜ財をもとめるか
- 効用理論における沈黙/経済学者の自己批判
- 第二章 人はなぜ貯蓄するか
- ケインズの所説/ウェーバーの所説/集団的環境/個人主義的環境/
- 見栄の張り合い=デューゼンベリーの所説/
- 思慮深さ=フリードマンの所説/規範的消費
- 第三章 財の使用
- 消費の再定義/財の構成する宇宙/理論的個人主義/公共の意味を固定する
- 第四章 排除、侵入
- 物質的文化としての財/マーキング・サーヴィス/総合の問題/
- 侵入の戦略/親族関係と結婚/合理的行動のための社会的条件
- 第五章 消費の技術
- 合成商品/新しい商品/拡大感染モデル/入手の順序/個人的に体が空くかどうか
- 第六章 消費の周期性
- 消費行事をランクづける/品質/分業の原理としての周期性/消費水準
- 第二部 社会政策上の含意
- 第七章 民族誌における分離された経済諸領域
- 経済領域/消費規模/取引きの拒否/制限された流通/経済の制御
- 第八章 国際比較
- 分離可能な財需要/貧しい個人と貧しい国/貧富の差/発展度の低い消費/
- 連関/技術的消費者連関/社会的消費者連関/情報的消費者連関
- 第九章 消費諸階級
- グループ分け/トップクラスへの加入/連関テスト/時間
- 第十章 価値の制御
- 原注
- 訳者あとがき
- 事項索引
- 人名索引
製品情報
製品名 | 儀礼としての消費 財と消費の経済人類学 |
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著者名 | 著:メアリー・ダグラス 著:バロン・イシャウッド 訳:浅田 彰 訳:佐和 隆光 |
発売日 | 2012年12月11日 |
価格 | 定価:1,100円(本体1,000円) |
ISBN | 978-4-06-292145-9 |
通巻番号 | 2145 |
判型 | A6 |
ページ数 | 320ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 原本は、1984年、新曜社より刊行されたもの。 |
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