内容紹介
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目次
- 第一章 日本でベンチャー企業を増やすには
- あるコンサルタントの提言/アメリカの国家戦略?/自分の頭で考える/ベンチャー企業を増やしたいのか、イノベーションを促進したいのか/なぜ、シリコンバレーだけなのか/なぜ、外国人の起業を優遇すべきなのか/なぜ、「英語実戦力の抜本的強化」「(企業の)英語公用語化」が必要なのか
- 第二章 起業大国アメリカの真実
- アメリカにおける開業率の低下/大停滞に陥っていたアメリカ/起業という幻想/生産性が低いベンチャー企業/アメリカのベンチャー企業振興策/ベンチャー・キャピタルが生まれた背景/ITも軍事政策の産物
- 第三章 ベンチャーキャピタルの目利き術
- ベンチャー・キャピタルの投資判断/世界一シビアなベンチャー・キャピタル/リスクをとるということ/リスク計算の罠/ベンチャー・キャピタルの判断基準/人を見るということ
- 第四章 最強の起業家は誰か
- 大企業からイノベーションが生まれない理由/大企業におけるイノベーションの理由/硬直した組織がイノベーションを起こす/起業家国家
- 第五章 オープン・イノベーションの本質
- あらゆるイノべーションがオープン・イノベーション?/クローズドな日本企業?/イノベーションが消える/オープン・イノベーションの問題点/クローズド・オープン・イノベーション/イノベーションの源泉/長期雇用/個と共同体
- 第六章 なぜイノベーティブな企業のほうが負けるのか
- 長期の競争vs短期の競争/IBM復活のからくり/「人工知能の父」の嘆き/国の成長力が弱まる/クリステンセンの嘆き/新自由主義と金融化/金融化がイノベーションを阻害する/金融化の産物としてのベンチャー・キャピタル
- 第七章 なぜ日本経済は、いつまでも停滞から抜け出せないのか
- マイケル・ポーターの心配/短期主義をもたらした構造改革/洗脳された官僚の影響/ROE包囲網/敗戦工作の歴史/アメリカではの守/平成不況の真の原因/根の深い問題
製品情報
製品名 | 真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学 |
---|---|
著者名 | 著:中野 剛志 |
発売日 | 2017年05月17日 |
価格 | 定価:990円(本体900円) |
ISBN | 978-4-06-288425-9 |
通巻番号 | 2425 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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