織田信長の城

講談社現代新書
オダノブナガノシロ
  • 電子あり
織田信長の城
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 序章  尾張統一以前の城
  • 織田信長の誕生/記録に見る勝幡城の姿/勝幡城から古渡城、そして末森城へ/家督相続と信長の那古野城 ほか
  • 第1章 守護所・清須への入城
  • 清須城の歴史/織田信雄の清須城/信雄改修前の清須城/信長の清須入城 ほか
  • 第2章 すべては小牧山城から始まった
  • 小牧築城/発掘調査の成果/徳川家康の改修/大手口脇に残る巨石の謎/山麓の御殿/城下町への集住/信長の小牧山城 ほか
  • 第3章 政治機能を拡充させた岐阜城
  • 稲葉山城攻略と岐阜入城/発掘された山麓御殿とフロイスの記録/山科言継が見た岐阜城/信長時代の岐阜城下町の様相 ほか
  • 第4章 畿内掌握のために築かれた城
  • 上洛と二条新邸/重要視された宇佐山城/佐和山城と元亀騒乱/武田氏滅亡と一向一揆勢力の殲滅/安土築城に向けての施策 ほか
  • 第5章 統一のテーマパーク安土城
  • 発掘成果と『信長公記』から見た主要部/検出された二ノ丸東溜りの構造/天守の内部と障壁画/「蛇石」はどこに/城郭専用瓦の成立/日本初の「全山総石垣」/家臣の屋敷地 ほか
  • 第6章 信長の城郭政策
  • 信長の破城令の展開/信長の築城命令/織田一門衆の城 ほか
  • 終章  信長による統一政権の姿
  • 信長政権が行き着く先/天皇に改元と譲位を要求/天皇を傀儡とする政権運営をねらう/潰えた信長の野望 ほか

製品情報

製品名 織田信長の城
著者名 著:加藤 理文
発売日 2016年12月14日
価格 定価:924円(本体840円)
ISBN 978-4-06-288405-1
通巻番号 2405
判型 新書
ページ数 292ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:加藤 理文(カトウ マサフミ)

加藤 理文 (かとう・まさふみ) 1958年静岡県生まれ。1981年駒澤大学文学部歴史学科卒業、2011年広島大学にて学位(博士〈文学〉)取得。公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会副委員長、織豊期城郭研究会事務局長。財団法人静岡県埋蔵文化財調査研究所、静岡県教育委員会文化課などを経て、現在、袋井市立浅羽中学校教諭。著書に『織豊権力と城郭』(高志書院)、『別冊歴史読本 中世・戦国・江戸の城』(新人物往来社)、『日本から城が消える』(洋泉社歴史新書)、共著に『カメラが撮らえた 古写真で見る 日本の名城』(KADOKAWA/中経出版)など多数。

オンライン書店で見る