変わった世界 変わらない日本

講談社現代新書
カワッタセカイカワラナイニホン
  • 電子あり
変わった世界 変わらない日本
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内容紹介

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目次

  • 序 始まりは80年代      
  • 第1章 経済思想が大転換した  
  • 必然だったソ連崩壊
  • サッチャーとレーガンの経済改革
  • 市場経済以外はありえない
  • 石油価格の安定とインフレなき成長
  • 第2章 IT革命と市場型経済の復活 
  • 新しい技術 ITの登場
  • アメリカ経済の復活
  • イギリスの大変貌:脱工業化と金融立国
  • 90年代、アイルランドの驚異的な経済成長
  • 第3章 中国が工業化に成功した   
  • 改革開放が軌道に
  • 新しい企業が台頭する
  • 巨大EMSというバケモノ                
  • 中国経済の矛盾
  • 第4章 取り残された日本は円安のぬるま湯に
  • 不良債権の処理に追われた日本の90年代
  • 大規模介入で円安に
  • 垂直対水平 
  • 第5章 100年に一度の金融危機    
  • アメリカ住宅バブル
  • 金融危機の進展
  • 投資銀行モデルとその破綻
  • アメリカ経常赤字の拡大
  • 円安バブル
  • 第6章 リーマンショック後の世界     
  • GDPがマイナス10%減
  • 中国の経済対策と不動産バブル
  • アメリカの金融緩和策  
  • ユーロ危機 
  • 米中というG2の時代
  • 第7章.日本経済が抱える深刻な問題   
  • 下落する賃金
  • 貿易赤字、脱原発、海外移転
  • デフレが問題なのか?        
  • 消費税増税で財政再建できるか?
  • 社会保障の見直しこそ最重要   
  • 第8章 アベノミクスは答にならない      
  • 空回りする異次元金融緩和  
  • 動かない実体経済
  • 円安は日本人を貧しくする
  • 目標も手段も間違っている
  • 第9章.日本の成長に本当に必要なこと
  • 何をやってはいけないか?
  • 何が必要か?
  • 政府に依存するのは間違い
  • 人材開国による新しい成長に向けて

製品情報

製品名 変わった世界 変わらない日本
著者名 著:野口 悠紀雄
発売日 2014年04月18日
価格 定価:880円(本体800円)
ISBN 978-4-06-288261-3
通巻番号 2261
判型 新書
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:野口 悠紀雄(ノグチ ユキオ)

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
〈主要著書〉
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『「超」整理法』(中公新書、1993年)、『消費増税では財政再建できない』、『製造業が日本を滅ぼす』(ダイヤモンド社、2012年)、『日本式モノづくりの敗戦』(東洋経済新報社、2012年)、『金融緩和で日本は破綻する』(ダイヤモンド社、2013年)、『「超」説得法』(講談社、2013年)等多数。

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