内容紹介
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目次
- 【本書の主な内容】
- 序章 訴訟をやめて和解を
- 北ニケンクヮヤ ソショウガアレバ/あるゴルフ場の倒産事件/解決を生み出す知恵の塊り
- 第1章 和解とは何か
- 和解の難しさ/和解の研究と紛争解決学/紛争と解決/和解のための言葉/譲歩と和解/因果律と共時性の原理/ワキガを理由に離婚?
- 第2章 和解のしくみ
- 和解システムを解明する/過去に左右される「訴訟」と未来を志向する「和解」/100対ゼロの「訴訟」と権利に相応する「和解」/金銭の貸し借りを巡る和解の方法/訴訟上の和解も増加
- 第3章 和解の扉を開く鍵
- 「法」とは何か/「法」のもう一つの機能/紛争解決規範の定義/ゲーム理論/言葉を引き出す工夫
- 第4章 和解へのスタート
- まずは「怒り」を抑える/「今ここにいる」ということの意味/心身と心の状態に光を当てる/重要な鍵となる過去、現在、未来/そこに「経済的な安心感」はあるか/虚偽を暴いてよい和解を/代理人、調停人・仲裁人の必要性/裁判外紛争解決(ADR)という方法
- 第5章 和解をやり遂げる方法
- マニュアル的なテクニックよりも大切な基本/人の話をよく聞くこと/言葉を届ける/評価的な意味の言葉は避ける/遺産分割協議における利害の調整法/土地の交換に見るウィン・ウィンの和解/先妻の子の「今」を知るための情報収集法/事件の核心をつかむ/感動的な方法/よい解決案とは?
- 第6章 和解の源泉と二つの源流
- 「和」の精神/法の支配/「近代」を源泉とする二つの源流/合意と私的自治/対照的な二つの流れ/私的自治の現実
- 第7章 和解の深さ
- 付帯条件つき最終提案調停・仲裁という新手/契約金返還請求事件(付帯条件つき最終提案仲裁)/瑕疵補修及び損害賠償請求・請負代金反対請求事件(付帯条件つき最終提案調停)/下請代金請求事件(付帯条件つき最終提案調停)/最終提案調停・仲裁における脳の動き/付帯条件付き最終提案調停・仲裁の思想
製品情報
製品名 | 和解という知恵 |
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著者名 | 著:廣田 尚久 |
発売日 | 2014年04月18日 |
価格 | 定価:836円(本体760円) |
ISBN | 978-4-06-288260-6 |
通巻番号 | 2260 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 224ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |