内容紹介
おすすめの本
-
電子あり
職場を腐らせる人たち
-
電子あり
君はどう生きるか
-
60歳からの得する!年金 働きながら「届け出」だけでお金がもらえる本 2024-25年 最新版
-
電子あり
発達障害・精神疾患がある子とその家族が もらえるお金・減らせる支出
-
電子のみ
イギリス革命思想史
-
電子のみ
キリスト教と階級闘争(フォルミカ選書)
-
電子あり
医者にヨボヨボにされない47の心得 医療に賢くかかり、死ぬまで元気に生きる方法
-
電子あり
トラディション
-
電子のみ
救済史の神学
-
電子あり
隣人X
-
電子あり
逝きたいな ピンピンコロリで 明日以降
-
電子あり
老いを読む 老いを書く
目次
- 第1章 失われた二〇年―構造改革はなぜ失敗したのか
- 「構造改革」が長期的停滞の原因/市場化すべきでなかった「生産要素」/「社会的土台」を市場中心主義が破壊する etc.
- 第2章 グローバル資本主義の危機―リーマン・ショックからEU危機へ
- 経済政策のトリレンマ/「国家」が市場に従属する etc.
- 第3章 変容する資本主義―リスクを管理できない金融経済
- 金融市場の発展が「ブラック・スワン」を作り出す/世界経済を支えた生産と消費のインバランス/経済学の前提の誤り etc.
- 第4章 「経済学」の犯罪―グローバル危機をもたらした市場中心主義
- シカゴ学派の勝利/「科学としての経済学」の装いの成立/現実離れした理論が政策を動かした二〇年間 etc.
- 第5章 アダム・スミスを再考する―市場主義の源流にあるもの
- アダム・スミスは「市場経済学の祖」なのか/なぜスミスは重商主義を批判したか/「大地」に根ざした経済を擁護/国富は戦略で決まる etc.
- 第6章 「国力」をめぐる経済学の争い―金融グローバリズムをめぐって
- 国力と経済学/「交換の経済」と「生活の経済」/ケインズの自由放任批判/「金融グローバリズム」と「ナショナル・エコノミー」の対立 etc.
- 第7章 ケインズ経済学の真の意味―「貨幣の経済学」へ向けて
- 貨幣の発生は合理的には説明不可能/経済活動と不確定性/貨幣が過剰性を生み出す/ケインズが「予言」した資本主義の長期的停滞 etc.
- 第8章 「貨幣」という過剰なるもの―「稀少性の経済」から「過剰性の経済」
- ポトラッチに見る「原・交換」/交換を可能にする「過剰なもの」/「ゼロ・シンボル」としての貨幣/「過剰性」を浪費するための「普遍経済」/現代文明にも生きている「ポトラッチの原理」/「過剰性」がさらなる「過剰性」を生み出す金融市場 etc.
- 第9章 「脱成長主義」へ向けて―現代文明の転換の試み
- 市場が稀少性を生み出す/豊かだけれど幸せではない日本人/かつての「アメリカの事情」が今日の状況を生んだ etc.
製品情報
製品名 | 経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ |
---|---|
著者名 | 著:佐伯 啓思 |
発売日 | 2012年08月17日 |
価格 | 定価:924円(本体840円) |
ISBN | 978-4-06-288171-5 |
通巻番号 | 2171 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 328ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
関連シリーズ
-
資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか
-
試験対応 新・らくらくミクロ・マクロ経済学入門 計算問題編
-
試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門
-
試験対応 新・らくらくマクロ経済学入門
-
経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
-
現代経済学の直観的方法
-
MMT 現代貨幣理論とは何か
-
戦国大名の経済学
-
経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史
-
ユダヤ人と経済生活
-
暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論
-
はじめての経済思想史
-
左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学
-
有閑階級の理論
-
歴代日本銀行総裁論 日本金融政策史の研究
-
経済学再入門
-
雇用、利子、お金の一般理論
-
真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学
-
変わった世界 変わらない日本
-
ゼロからわかる 経済学の思考法
-
二つの「競争」―競争観をめぐる現代経済思想
-
経済成長神話の終わり 減成長と日本の希望
-
ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い
-
国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策
-
経済成長という病―退化に生きる、我ら
-
「幸福な日本」の経済学
-
ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ
-
マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学
-
自由だけではなぜいけないのか 経済学を考え直す
-
はじめての金融工学
-
ゼロからわかる経済の基本
-
ヨーロッパ型資本主義-アメリカ市場原理主義との決別
-
経済学はむずかしくない(第2版)