内容紹介
坂本龍馬も、勝海舟も、「攘夷」派だった! 生麦事件や下関砲撃事件など、幕末期に吹き荒れた攘夷の実相とは? ロシアの脅威、そしてペリー来航に直面した当時の日本人の対外認識とは? 尊皇攘夷と公武合体の対立という幕末史の構図を捉え直す1冊。
坂本龍馬も、勝海舟も、みんな「攘夷派」だった!
ロシアの脅威、そしてペリー来航に直面した当時の日本人の対外認識とは?
尊王攘夷と公武合体の対立という幕末史の定説をくつがえす一冊。
【目次】
序 章 幕末のイメージと攘夷
第一章 東アジア的視点から見た江戸時代
第二章 幕末外交と大国ロシア
第三章 坂本龍馬の対外認識
第四章 攘夷実行と西国問題
第五章 攘夷の実相・朝陽丸事件
終 章 攘夷の転換と東アジアの侵略
【著者紹介】
町田明広(まちだ あきひろ)
一九六二年長野県生まれ。上智大学文学部・慶應義塾大学文学部卒業、佛教大学文学研究科修士課程・同博士後期課程修了、博士(文学)。日本近現代史(明治維新史・対外認識論)研究者、佛教大学非常勤講師。著書に『島津久光=幕末政治の焦点』(講談社選書メチエ)、『幕末文久期の国家政略と薩摩藩――島津久光の皇政回復』(岩田書院)がある。
目次
- 序 章 幕末のイメージと攘夷
- 第一章 東アジア的視点から見た江戸時代
- 第二章 幕末外交と大国ロシア
- 第三章 坂本龍馬の対外認識
- 第四章 攘夷実行と西国問題
- 第五章 攘夷の実相・朝陽丸事件
- 終 章 攘夷の転換と東アジアの侵略
製品情報
製品名 | 攘夷の幕末史 |
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著者名 | 著:町田 明広 |
発売日 | 2010年09月16日 |
価格 | 定価 : 本体720円(税別) |
ISBN | 978-4-06-288069-5 |
通巻番号 | 2069 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 192ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |