ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう

講談社現代新書
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ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう
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内容紹介

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目次

  • <目次>
  • 第1章 ソーシャルブレインズとは何なのか?
  • 脳はどうやって機能を拡張してきたのか?/ひとりきりの脳はどこまで脳なのか?/お茶とケーキに手を出しますか?/社会的ゾンビ/「空気」とゾンビ/脳の自由度について考える/透明人間になったのび太/創造性との関係/ハブという考え方/脳と社会と階層性ネットワーク……
  • 第2章 これまでのソーシャルブレインズ研究――顔、目、しぐさ
  • 顔はなぜ特別なのか?/脳はどのように顔を認知するのか?/目の力/しぐさの力/ミラーニューロンの意義と問題/自他の境界/仮想空間の腹腕/コミュニケーションとタイミング/鏡の中の自分は誰?/脳の中のペプシマンと身体イメージ/他者認知のしくみを読み替える……
  • 第3章 社会と脳の関わり――「認知コスト」という視点
  • ミステリで考えてみる/ミーティングで携帯を頻繁にチェックする部下/社会的駆け引き/頑固なサル/ルールと脳について考える/9・11のあとにアメリカで感じたこと/アイヒマンの発言「私は命令に従っただけだ」/ミルグラム実験/スタンフォード監獄実験/人は何でもやりかねない/脳と社会と倫理……
  • 第4章 僕はどうやってソーシャルブレインズを研究しているか
  • 第5章 ソーシャルブレインズはそもそもどこにあるのか?
  • キーワードは「関係性」/まず二頭のサルで考える/何でもかんでも記録する「多次元生体情報記録手法」/ECoG電極の試み/消えないコーヒーメーカー/脳内ネットワークの関係性をどう記述するか/「あの二人はつきあっているの?」/脳科学研究の革命
  • 第6章 ソーシャルブレインズ研究は人を幸せにするか?――幸せとリスペクトの脳科学
  • 脳科学が個人にできること/赤ちゃんとお母さんの関係/無条件で認めてくれる存在/リスペクトからはじまる/母子間コミュニケーションからソーシャルブレインズへ/ソーシャルブレインズ研究のこれから

製品情報

製品名 ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう
著者名 著:藤井 直敬
発売日 2010年02月18日
価格 定価:814円(本体740円)
ISBN 978-4-06-288039-8
通巻番号 2039
判型 新書
ページ数 240ページ
シリーズ 講談社現代新書