豊富な事例、話しかけるような文体が魅力的な、ノンフィクションのロングセラー。 道は、いつできたのでしょう? どこからはじまっているのでしょう? 道のなりたちを知ると、人と人とのつながりが見えてきます。 並木の道、石の道、絹の道、塩の道。それぞれの道のふしぎな働きは、人の歴史をおしえてくれます。 人間は、どのように道を利用してきたのでしょうか? これから、どのように道とつきあっていけばいいのでしょうか?
●著者/富山和子(とみやま・かずこ)群馬県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。立正大学名誉教授。日本福祉大学客員教授。評論家。主な著書に『日本の米』『水と緑と土』(中公新書)『水の文化史』『日本再発見 水の旅』(文芸春秋)がある。児童向けには、『川は生きている』『道は生きている』『森は生きている』『お米は生きている』『海は生きている』『びわ湖』(以上すべて講談社)がある。『海は生きている』は、青少年読書感想文全国コンクール課題図書にも選ばれた。川、道、森、お米、海と続く、「生きている」シリーズは、日本の自然と人々の営みをわかりやすく説いた児童向けノンフィクション作品としてロングセラーとなっている。
●イラスト/大庭賢哉(おおば・けんや)神奈川県に生まれる。児童書のさし絵・漫画・装画などで活躍中。さし絵作品に「ティーン・パワーをよろしく」シリーズ(講談社)、「シノダ!」シリーズ(偕成社)、『やすしのすしや』(文研出版)、『ぼくの夏休み革命』(国土社)、『旅するウサギ』(小峰書店)、漫画作品に『トモネン』(宙出版)などがある
海は生きている
お米は生きている
森は生きている
川は生きている