内容紹介
目次
はじめに
第一章 ヤクザ戦争(秘)取材帳 PART1
防弾チョッキの信頼度
親分はリッチさを見せつける
自由が特権のはずだが
亭主はマメで留守がいい
大広間で目撃したこと
ヤクザとていい家はやはり夢
外国記者のヤクザ認識
巻き紙の賀状と義理掛け
第二章 ヤクザ戦争(秘)取材帳 PART2
怖いのはポン中の目だ
時代と運がのし上げてゆく
抗争下に「文化生活」は破綻
医者や弁護士はメじゃない
ヤクザvs.税務署の攻防
ズブズブ貸し借りの泥沼
今後、抗争は可能なのか
第三章 山口組「日本一」への戦後史
“斬り込み隊長”地道行雄の百年の大功と恵まれぬ晩年
若頭の“あるべき姿”を実践した山本健一、悲劇の殉死
“武闘と柔軟性”を併せ持ち現代感覚に富んだ渡辺芳則
第四章 管理化社会におけるヤクザの生業
組員は独立採算の営業マン
抗争で有効なのはテロと経済力
なぜ叩かれても存続し得るのか
一般人に憎まれては先行き暗い
金権享楽主義は共通の土俵だ
第五章 叩かれ強いヤクザ社会の現場を往く PART1
親─子関係を軸に他を侵してゆく
ハンデ師の情報量なんかタカが知れている
ヤクザゆえに命は軽く刑は重い──
第六章 叩かれ強いヤクザ社会の現場を往く PART2
世代交代に流血は不可避なのか
「清濁あわせ呑む」と親分の条件との間
抗争に勝てば「金が湧き出る」仕掛けは何か
製品情報
製品名 | 「ヤクザと抗争現場」 溝口敦の極私的取材帳 |
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著者名 | 著:溝口 敦 |
発売日 | 2007年05月22日 |
価格 | 定価:922円(本体838円) |
ISBN | 978-4-06-281111-8 |
判型 | A6変型 |
ページ数 | 352ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |
初出 | ’88年6月に三和出版より刊行された『「極道」いま』を大幅に修正し、改題のうえ文庫化。 |
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