内容紹介
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目次
- 「急性期」「消耗期」「回復期」の3つの時期がある
- 周囲の対応、サポートが回復をあと押しする
- 《第1章 統合失調症とともに歩む Aさんのケース》
- 再発をのりこえて、就職・結婚したAさん
- 《第2章 本人のこころ こんなことで悩んでいる》
- 本人がぶつかる3つの壁
- 【急性期には】私の言動を否定しないで /家族の説得で治療を受けることにした
- 【診察を受けるとき】医師に病状をうまく説明できない /ときには家族といっしょに受診したい
- 【消耗期、回復期には】病気の症状だとわかってほしい /「次」を要求されるのがつらい /「あたりまえ」がこころに刺さる
- 【周囲への告知】拒絶のつらさ、無理解のつらさがある /就職・復帰の際に、伝えるべきか迷う
- 【このひと言がつらい】周囲の何気ないひと言に傷つく /「気晴らし」をする気にすらならない /「どうしたの?」に答えられない
- 《第3章 家族のこころ 心配が大きく戸惑うばかり》
- 家族の接しかたが本人の状態に深くかかわる
- 【過去にとらわれる】「あのとき、ああしていれば」と責める
- 【病気にとらわれる】「病気さえなければ」と思う
- 【対応の困難なとき】いけないと思いつつ、否定してしまう /「死」を口にしたとき、対処できない
- 【対応のしかたがわからない】症状かあまえか、見極められない
- 【将来への不安】病気の不安、生活の不安がある
- 《第4章 本人が気持ちを伝えるために役立つ工夫》
- 自分の気持ちを整理して伝えかたを工夫しよう
- 【伝えかた】手紙やメールでわかりやすく伝える /根気よく、伝わるまでくりかえす /身近な例を使って説明する
- 【心がけ】伝えたいことや優先順位を決める /苦手なことを伝え、無理を避ける /体調をととのえ、よい関係をつくる
- 【伝え合う】「ピアカウンセリング」が広がりつつある
- 【メッセージ集】
- 《第5章 家族がわかり合うために心がけたいこと》
- 【伝えかた】話し合いのなかで愛情を伝える
- 【接しかた】本人ができることは本人にまかせる /しっかり聞き、ゆっくり話す
- 【心がけ】あせらない、あせらせない /自分の時間を充実させる
- 【メッセージ集】
製品情報
製品名 | 統合失調症の人の気持ちがわかる本 |
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著者名 | 監:伊藤 順一郎 監:NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ) |
発売日 | 2009年12月01日 |
価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN | 978-4-06-278961-5 |
判型 | B20取 |
ページ数 | 102ページ |
シリーズ | こころライブラリーイラスト版 |