「統合失調症スペクトラムがよくわかる本」既刊・関連作品一覧

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統合失調症スペクトラムがよくわかる本

近年、統合失調症へのとらえ方が変わり、軽症から重症まで連続している(スペクトラム)疾患とされるようになっています。また治療法が進み、治らない病気ではなくなりました。幻覚や妄想など統合失調症と思われる症状を発症しても、必ずしも「統合失調症」ではないかもしれません。薬物療法から社会復帰の方法まで最新情報を盛り込んで解説します。


ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【幻覚・妄想があっても「統合失調症」とは限らない
――新しい概念で解説する入門書】

かつて治療がむずかしい精神疾患と思われていた統合失調症。近年、治療法が進み、治らない病気ではなくなりました。また、統合失調症へのとらえ方が変わり、軽症から重症まで連続している(スペクトラム)疾患とされるようになっています。そもそも精神疾患は診断がむずかしく、医師によって診断名が変わることが少なくありません。
本書ではその理由を解き明かし、統合失調症スペクトラムをわかりやすく図解していきます。幻覚や妄想など統合失調症と思われる症状を発症しても、必ずしも統合失調症ではないかもしれません。希望を捨てずに前向きに治療に取り組めるように、薬物療法から社会復帰の方法まで最新情報を盛り込んで解説します。

【本書の内容構成】
第1章 中心となる5つの症状がある
第2章 統合失調症スペクトラムと周辺の病気
第3章 症状に対する薬物療法と家族の対応
第4章 精神療法で心の調子を整える
第5章 心のリハビリで生活の質を向上させる