内容紹介
――平世21年。探偵行為を禁止する法律が成立し、探偵狩りが行われている現代。少女・空閑純は、かつて名探偵として名を馳せた両親に育てられたが、母親はある事件を追う最中に行方不明となっていた。母の出身地である奧多岐野に父とともに移住し、帰りを待つ純だったが、そこで発見された身元不明の他殺死体が、父子の日常を破壊する! 存在意義を否定された探偵に謎が牙を剥くとき、新たな物語が動き出す!!
探偵行為が禁止された世界で、少女「空閑純(そらしずじゅん)」は殺人事件の解決に挑む。
有栖川有栖が探偵の存在意義を問う、新シリーズ堂々開幕!
※本書は2010年6月に理論社より単行本、2011年9月に小社より単行本、2013年3月にノベルスとして刊行した作品です。
目次
- 序 章 分断
- 第1章 スパイと天使
- 第2章 怒りの日
- 第3章 誰も知らない男
- 第4章 海慧鼻の死
- 第5章 男と女
- 第6章 落日の喇叭
- 終 章 ソラへ
- 文庫版あとがき
製品情報
製品名 | 闇の喇叭 |
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著者名 | 著:有栖川 有栖 |
発売日 | 2014年07月15日 |
価格 | 定価:748円(本体680円) |
ISBN | 978-4-06-277878-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 336ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2010年6月に理論社より単行本、2011年9月に小社より単行本、2013年3月にノベルスとして刊行した作品。 |