内容紹介
夫・吉村昭氏の死後、氏に関連する来客や電話の応対に明け暮れた日々。三年が過ぎ、再び筆を執った著者が身辺のことを綴った小説集。長年過ごした自宅を建て替え、独り誰も知る人のいない温泉地に滞在する。けれど何をしても感じているのは、夫の気配と思い出だった。(講談社文庫)
何をしても感じているのは、夫の気配と思い出。
吉村昭氏の死後初めて綴られた小説集。
川端康成文学賞受賞作「異郷」を収録
夫・吉村昭氏の死後、氏に関連する来客や電話の応対に明け暮れた日々。三年が過ぎ、再び筆を執った著者が身辺のことを綴った小説集。長年過ごした自宅を建て替え、独り誰も知る人のいない温泉地に滞在する。けれど何をしても感じているのは、夫の気配と思い出だった。
●消えた時計
●木の下闇
●遍路みち
●声
●異郷
目次
- 消えた時計
- 木の下闇
- 遍路みち
- 声
- 異郷
- あとがき
製品情報
製品名 | 遍路みち |
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著者名 | 著:津村 節子 |
発売日 | 2013年01月16日 |
価格 | 定価 : 本体476円(税別) |
ISBN | 978-4-06-277438-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 224ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2010年4月、小社より単行本として刊行された。 |