内容紹介
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目次
- 1 何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。
- 2 自慢をする年寄りは、悲観する年寄りよりは長生きしてもらいたい。
- 3 天気予報は当たらないというが、これよりも当たる予報ってあるか?
- 4 愛国心のような集団性を持つことが、人間の社会の基本だろうか。しかし、その基本が争いを個人から集団へと大きくする。
- 5 人の弱みにつけ込む最たるものとは、神である。
- 6 風向きが変わった、と喜ぶくらい、風を頼りにしていたのか。
- 7 土地に縛られているのは個人ではなく、集団である。
- 8 住宅の九割の価値を決める要因は、どこに建っているか、である。
- 9 つぶやくだけで良い。多くの普通の人の意見とは、その程度のものか。
- 10 長いものには巻かれろ、というが、それができるのは長くて柔らかい場合だけである。
- 11 本のページを捲る動作がどれだけいらいらするものか、電子出版が普及したら、みんな気づくだろう。
- 12 筆も鉛筆も万年筆も筆箱もなくなったのに、まだ筆記?
- 13 ペンキを塗っているとき見ているのは、塗ったあとの表面? 塗るまえの表面?
- 14 宣伝カーで大声を張り上げることがプラスになると信じているとしたら、政治家として鈍感すぎる。
- 15 遠いところへ旅行するより、近い土地へ引っ越す方が、ずっと冒険である。
- 16 遠い人の悪口と近い人の賞賛は簡単。遠い人の賞賛と近い人の悪口は勇気。
- 17 自分のせいで失敗したときより、他人のせいで失敗したときの方が後悔するのは何故。
- 18 自分のせいでも他人のせいでも、ほぼ同じくらい失敗は失敗。
- 19 成功する人は、成功する方法を知っているのではなく、失敗する方法を知っているだけである。
- 20 もし博打が当たって大儲けしたら、金輪際博打はやめるべきである。
- 21 喧しさは安いが、静けさは高い。
- 22 自由を目指す人は自然に金持ちになる、という理由は、物事を解決する楽しさから自由を感じることが多いためである。
- 他
- まえがき
- つぶやきのあとがき
製品情報
製品名 | つぶやきのクリーム The cream of the notes |
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著者名 | 著:森 博嗣 |
発売日 | 2012年09月14日 |
価格 | 定価:704円(本体640円) |
ISBN | 978-4-06-277288-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 240ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2011年9月小社より単行本として刊行されたもの。 |