内容紹介
仲間を信じ、知恵をしぼって辛くも生き延びている多十一行に、服部半蔵から最強の刺客たちが放たれる。妖術をあやつり、もはや復讐の鬼と化した殺人集団に対して、勝機はあるのか? 御遺金のありかは? 男たちの生き様と熱い絆を描き、最後の最後まで気が抜けない時代伝奇小説の名作、圧巻の大団円!
とんでもなく恰好いいヒーロー!
仲間を信じ、知恵をしぼって辛くも生き延びている多十一行に、服部半蔵から最強の刺客たちが放たれる。妖術をあやつり、もはや復讐の鬼と化した殺人集団に対して、勝機はあるのか? 御遺金のありかは? 男たちの生き様と熱い絆を描き、最後の最後まで気が抜けない時代伝奇小説の名作、圧巻の大団円!
好きだ。好きだ、好きだ、好きだ。
私は、長谷川卓の『嶽神』が好きでたまらない。なぜ、それほど好きなのか。時代伝奇小説の傑作だからだ。すべての小説ジャンルの中で、時代伝奇小説をもっとも愛する私は、この作品を読んでいるとき、幸せだった。よくぞ、この時代のこの国に生まれたものだと、天に感謝した。(文芸評論家・細谷正充)
目次
- 第九章 牙打ち
- 第十章 伊賀四天王
- 第十一章 朽木一族
- 第十二章 鳥遣い
- 第十三章 入らずの森
- 第十四章 《墓場》
- 第十五章 血闘
- 第十六章 御遺金
製品情報
製品名 | 嶽神(下) 湖底の黄金 |
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著者名 | 著:長谷川 卓 |
発売日 | 2012年05月15日 |
価格 | 定価 : 本体820円(税別) |
ISBN | 978-4-06-277256-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 448ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2004年1月・3月・6月に中央公論新社より刊行された「獄神忍風1~3」に加筆・訂正し、上・下巻に分冊したもの。 |