内容紹介
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき――百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸大夫が詠んだ歌に秘められた謎。そして“いろは歌”に隠された1000年の暗号とは? 友人の不可解な死に遭遇した、後の民俗学の巨人・折口信夫の若き日の推理が、歴史の深い闇をあぶりだす。江戸川乱歩賞受賞の永遠の傑作! (講談社文庫)
”いろは歌”に隠された千年の秘密とは? 猿丸大夫、百人一首にも登場するこの伝説の歌人の正体は? 友人の死の謎を解き明かす若き日の折口信夫の前に意外な事実が姿を現す。長編伝奇ミステリーの傑作。
目次
プロローグ
第一部 過去への旅立ち
挿話 猿丸夢幻祭
第二部 巡遊伶人の末裔
第三部 猿丸大夫人麻呂説
第四部 藤枯歌の謎
第五部 まれびとの墓
挿話 釈迢空由来
エピローグ
参考文献一覧
製品情報
製品名 | 新装版 猿丸幻視行 |
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著者名 | 著:井沢 元彦 |
発売日 | 2007年12月14日 |
価格 | 定価 : 本体780円(税別) |
ISBN | 978-4-06-275935-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 448ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 小社より’80年9月に刊行され、’83年8月に講談社文庫に収録された新装版。 |