内容紹介
最終兵器「回天」が意味すること。
戦争とは、青春とは――。
人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第2次世界大戦の終戦前に展開されていた。ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。命の重みとは、青春の哀しみとは――。ベストセラー作家が描く戦争青春小説。
青春の哀しみとは、命の重みとは――
横山秀夫が描く「戦争」がここにある。
目次
- 序章
- 1~48
- 終章
製品情報
製品名 | 出口のない海 |
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著者名 | 著:横山 秀夫 |
発売日 | 2006年07月14日 |
価格 | 定価 : 本体700円(税別) |
ISBN | 978-4-06-275462-0 |
判型 | A6 |
ページ数 | 360ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1996年にマガジン・ノベルス・ドキュメント『出口のない海』(作/横山秀夫、画/三枝義浩)として刊行された作品を全面改稿し、’04年8月に小社より単行本として刊行。 |