内容紹介
東邦長期信用銀行を辞め、外資系金融機関に飛び込んだ西田健雄は信じられない不正の数々を目の当たりにする。合併の大型案件で他人のアイデアを横取りするのは序の口、違法なリベートや詐欺的商法まで横行する。強大な力の前には不良債権に喘(あえ)ぐ邦銀などひとたまりもなく――。圧倒的な迫力が光る経済小説! (講談社文庫)
経済小説界、最高峰の筆者による傑作長編! 米系投資銀行に転職した男が直面した厳しい現実。不良債権まみれの邦銀を狙った超大型の買収劇の行方は。強大な外圧に蹂躙される日本経済界を迫真の筆致で描く!
目次
- 第一章 セントラルパークの出会い
- 第二章 トロフィ・ディール
- 第三章 危ない橋
- 第四章 父と娘
- 第五章 巨額のリベート
- 第六章 私募債のからくり
- 第七章 外資の犯罪
- 第八章 最強・最悪のトリオ
- 第九章 ハイエナファンド
- 第十章 ハワイ・マウイ島で
製品情報
製品名 | 小説ザ・外資 |
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著者名 | 著:高杉 良 |
発売日 | 2004年05月14日 |
価格 | 定価 : 本体762円(税別) |
ISBN | 978-4-06-274761-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 528ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |