循環器についての研究の成果と検査機器の進歩とによりわかってきた新しい事実。それが「善玉血圧」と「悪玉血圧」である。これまでの時代の「常識」では「上の血圧」ということで、ひとくくりにして考えてきた。しかし、これからの時代の「常識」は、「上の血圧」には「善玉血圧」と「悪玉血圧」のふたつがあること。そして「上の血圧」が体のどの場所で測定されたものなのかを考えて判定していくことが欠かせない。
血管を若返らせれば血圧は下がる!!
新しい指標に基づく血圧対策の決定版!
AI指標、善玉血圧・悪玉血圧、平均血圧、脈圧、脈波、血管年齢――進化する最新血圧管理
血圧測定とともに「脈波」を測定することで、これまで見えなかったふたつの「上の血圧」も見えてきた。循環器についての研究の成果と検査機器の進歩とによりわかってきた新しい事実だ。それが「善玉血圧」と「悪玉血圧」である。これまでの時代の「常識」では「上の血圧」ということで、ひとくくりにして考えてきた。しかし、これからの時代の「常識」は、「上の血圧」には「善玉血圧」と「悪玉血圧」のふたつがあること。そして「上の血圧」が体のどの場所で測定されたものなのか(それは「善玉血圧」をさすのか、「悪玉血圧」のほうなのか)を考えて判定していくことが欠かせない。これからはこの新しい「常識」に基づいて、降圧薬の効果判定や運動処方が行われるようになるだろう。
●降圧なくして健康長寿なし
●血圧にも「悪玉」「善玉」がある
●「下の血圧」だけが下がる不思議
●「平均血圧」と「細い血管」
●大きくなった「脈圧」は危険信号
●「AI」指標が「悪玉波」を示す
●血圧は血管の老化を示すバロメーター
●同じ血圧でも若者と年配者は違う
●血圧が高くても自覚症状はない
●「3倍の法則」で危険を管理する
+ もっとみる