内容紹介
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目次
- プロローグ
- 序 章 一つの題と二つの銘
- 第I章 二五歳の選択──ゲンツという名の堤防
- 1 最初の引用
- 2 密かな標的
- 3 若き歴史家の肖像
- 4 大義の時間
- 5 伝統の代わり
- 第II章 新大陸の余白で──サロ・バロンとシオニズムの帰趨
- 1 再開する
- 2 ユダヤ史家の誕生
- 3 新たな歴史-哲学
- 4 終止符の行方
- 5 失われた献辞
- 第III章 森の中の男たち──ブルーメンフェルトの記憶
- 1 解釈の前提
- 2 生を記すために
- 3 裸性について
- 4 存在と歴史
- 5 夢の思想
- 第IV章 盾に描かれた問い──ホメロスから人間の尊厳へ
- 1 二人のカトー
- 2 歴史家の系譜
- 3 史的起源と詩的起源
- 4 進歩と無限
- 5 真っ直ぐな言葉
- 第V章 闇の前──ハイデガーと残された魔術
- 1 哲学者たちの過失
- 2 放棄すべきもの
- 3 意志の彼方へ
- 4 転回と気遣い
- 5 家か橋か
- 終 章 語りえぬものへ向けて
- 注
- 文献一覧
- あとがき
製品情報
製品名 | アーレント 最後の言葉 |
---|---|
著者名 | 著:小森 謙一郎 |
発売日 | 2017年07月11日 |
価格 | 定価:1,870円(本体1,700円) |
ISBN | 978-4-06-258657-3 |
通巻番号 | 654 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |
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