福沢諭吉の朝鮮 日朝清関係のなかの「脱亜」

講談社選書メチエ
フクザワユキチノチョウセンニッチョウシンカンケイノナカノダツア
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福沢諭吉の朝鮮 日朝清関係のなかの「脱亜」
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内容紹介

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目次

  • ■序章 福沢諭吉の朝鮮論をどう読むか
  • ■第一章  「朝鮮改造論」から「脱亜論」へ
  • 1 壬午軍乱以前の朝鮮「独立」論
  • 2 壬午軍乱と朝鮮「独立」論の変容
  • 3 「朝鮮改造論」の再展開とその放棄
  • ■第二章 ロシアの脅威と「朝鮮改造論」の放棄
  • 1 イギリスの巨文島占領と「朝鮮改造論」の放棄
  • 2 巨文島事件による中国評価の転換
  • 3 沈黙期の朝鮮関係社説
  • ■第三章 「世界文明の立場」からの「朝鮮改造論」
  • 1 朝鮮開化派の動向と金玉均の暗殺
  • 2 日清戦争時の「朝鮮改造論」
  • 3 甲午改革と「朝鮮改造論」の展開
  • ■終章 福沢諭吉の挫折としての朝鮮問題
  • 1 『福翁自伝』における朝鮮
  • 2 「義侠心」と「文明主義」の破綻
  • 3 「義侠心」と「脱亜」の行方
  • おわりに

製品情報

製品名 福沢諭吉の朝鮮 日朝清関係のなかの「脱亜」
著者名 著:月脚 達彦
発売日 2015年10月10日
価格 定価:2,035円(本体1,850円)
ISBN 978-4-06-258613-9
通巻番号 610
判型 四六
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:月脚 達彦(ツキアシ タツヒコ)

月脚達彦(つきあし たつひこ)
1962年、北海道生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院教授。専攻は朝鮮近代史。主な著書に『朝鮮開化思想とナショナリズム――近代朝鮮の形成』『福沢諭吉と朝鮮問題――「朝鮮改造論」の展開と蹉跌』(ともに東京大学出版会)、
『朝鮮開化派選集――金玉均・朴泳孝・兪吉濬・徐載弼』(訳注、東洋文庫、平凡社)など。

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