クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学

講談社選書メチエ
クラシックマノユウギアルイハヒョウダイオンガクノゲンショウガク
  • 電子あり
クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学
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内容紹介

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目次

  • プロローグ
  • 第一曲 ヴィヴァルディ『四季』《春》
  • 演奏家のエゴの痕跡
  • 『四季』とは何か
  • 大指揮者は大きな城を建てたがる
  • 女性演奏家は自分の部屋に閉じ込もる
  • 「バロックの専門家」登場
  • 古楽で切り開く
  • 古楽で遊ぶ
  • 大家の悠々
  • 鬼才の突進
  • 第二曲 ベドルジフ・スメタナ『わが祖国』《モルダウ》
  • 内容を再現したがらない指揮者たちの反抗
  • 《モルダウ》とは何か
  • 「本場」指揮者たちの演奏史
  • 脱チェコの《モルダウ》
  • 旧東側の《モルダウ》
  • 世界各地の《モルダウ》
  • 第三曲 ベルリオーズ『幻想交響曲』
  • 自我の中で展開する私小説

製品情報

製品名 クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学
著者名 著:許 光俊
発売日 2014年02月11日
価格 定価:1,925円(本体1,750円)
ISBN 978-4-06-258571-2
通巻番号 568
判型 四六
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:許 光俊(キョ ミツトシ)

1965年、東京都生まれ。慶應義塾文学部美学美術史専攻卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程助教授を経て、現在、慶應義塾大学法学部教授。クラシック音楽評論家、文芸評論家。専門はドイツ文学、音楽史。主な著書に、『昭和のドラマトゥルギー』(講談社選書メチエ)、『世界最高のクラシック 』『世界最高の日本文学』(ともに光文社新書 )、『最高に贅沢なクラシック』(講談社現代新書)などがある。

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