中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難関

講談社選書メチエ
チュウゴクジンユウビンハイタツモンダイコンピュータサイエンスサイダイノナンカン
中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難関
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

プロローグ 中国人郵便配達問題への挑戦
第一章 計算とは何か?
1 理論計算機科学とは
2 計算の定義
3 コンピュータ開発の歴史
第二章 計算時間の爆発
1 計算時間の測り方
2 R=NP?問題
3 アルゴリズム論におけるブレークスルー
第三章 学習するコンピュータ
1 脳は学習する回路である
2 知能の複雑さ
3 学習するコンピュータの実現に向けて
第四章 量子コンピュータ
1 未来のコンピュータ
2 量子コンピュータのモデル
3 量子コンピュータの実現に向けて
第五章 計算機科学の未来
1 理論計算機科学の発想
2 情報科学技術立国に向けて
エピローグ 計算量理論とコンピュータの未来

ブックガイド
あとがき
索引

製品情報

製品名 中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難関
著者名 著:西野 哲朗
発売日 1999年01月08日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258148-6
通巻番号 148
判型 四六
ページ数 254ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:西野 哲朗(ニシノ テツロウ)

1959年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。同大学院前期博士課程修了。理学博士。日本IBM東京基礎研究所、東京電機大学助手、北陸先端科学技術大学院大学助教授を経て、電気通信大学助教授。専門は、数学、計算機科学。
著書に、『量子コンピュータ入門』(東京電機大学出版局)『計算量理論概説』(共著・朝倉書店)、訳書に、『形式言語理論入門』(東京電機大学出版局)などがある。