「今ウェブは退化中ですが、何か? クリック無間地獄に落ちた人々」既刊・関連作品一覧
●内容紹介
みんなが持ち上げるTwitterなんて、本当はただの「暇つぶし駄文垂れ流しツール」じゃん!
辻希美、イチロー、島田紳助、新山千春、ダルビッシュ紗栄子……たちを叩いて面白いのか?
「デジタルネイティブ」なんて、単に「約束できない奴ら」「本を読まない奴ら」だろ?
……など、『ウェブはバカと暇人のもの』著者が、ありあまるウェブ上の抱腹絶倒バカ事例を紹介・分析し、流行と通説に「NO!」を突きつけ、今回は「ネット万能論=ネット教」とその信者たちをガツンとぶっ叩く。ネットへの「夢」と「可能性」をバッサリ批判しつつ疾走する、怒りと笑いの最強ウェブ論!
著者からのメッセージ
「私は断言する。ネットほど不気味で、不自由で、窮屈で、疲れる場所はない、と。
それは、ネット万能論を信奉する『ネット教信者』と暇人のせいだ。
やたらと新しい言葉を生み出し、『世界を変える!』『革命だ!』と煽る人々、Twitterというオモチャが大好きな『かまってちゃん』たち、太っているというだけの人を『豚野郎』と叩く連中、何にでも文句をつけるクレーマーども……。彼らの本当の姿を暴き、「ネットへの期待と幻想=ネット教」を終わらせるために、私はこの本を書いた。
ネットはとんでもなく便利な道具。ただそれだけだ。
本当に大切な人も、人生も、思い出も、ネットには存在しない」
ブログもSNSもあなたの人生を何も変えない。ブロガーイベントも企業の業績を上げない。
「オバマ大統領がTwitterを使っていた」なんてウソだったじゃん!
ウェブの「集合知」なんて一部の頭の良い人の世界で、ユーザーの大多数は芸能人のブログにどうでもいいコメントをつける人たちだ。もうネットへの「期待」を語るのはやめよう。もっと現実とリアルな世界を見よう! ――と、軽妙かつアグレッシブな語り口で「今ここにある真実」を語る一冊。