能に憑かれた権力者 秀吉能楽愛好記

講談社選書メチエ
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能に憑かれた権力者 秀吉能楽愛好記
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内容紹介

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目次

はじめに

序章 武将の能楽愛好 秀吉まで
第一章 名護屋以前
1 周辺の能役者
2 天正十年代概観
3 先達としての秀次と秀長
第二章 文禄2年肥前名護屋
1 『甫庵太閤記』から
2 熱中のはじまり
3 名護屋での熱狂
4 熱中のなごり
第三章 文禄二年禁中能
1 文禄二年禁中能の概要
2 文禄二年禁中能の諸相
3 その後の禁中能
第四章 能楽三昧の日々
1 のふにひまなく候
2 吉野・高野での能
3 能を楽しむ日々
4 秀吉の能舞台
第五章 豊公能の新作
1 豊公能と大村由己
2 豊公能を読む
第六章 秀吉の能楽保護
1 南都両神事能の復興
2 猿楽配当米
終章 秀吉以後


秀吉能楽愛好関連年表
あとがき
索引

製品情報

製品名 能に憑かれた権力者 秀吉能楽愛好記
著者名 著:天野 文雄
発売日 1997年10月09日
価格 定価:1,708円(本体1,553円)
ISBN 978-4-06-258116-5
通巻番号 116
判型 四六
ページ数 286ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:天野 文雄(アマノ フミオ)

1946年、東京都生まれ。国学院大学大学院博士後期課程修了。大阪大学文学部教授。専攻は能楽史。著書に『岩波講座 能・狂言1〔能楽の歴史〕』(表章氏との共著)、『翁猿楽研究』(和泉書院、第18回観世寿夫記念法政大学能楽賞)などがある。