意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること

ブルーバックス
イシキトムイシキノアイダボンヤリシタトキノウデオキテイルコト
意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第1章 さすらう脳、さまよう心
  •   心がさまようとき脳は何をしているのか/マインドワンダリングは悪か?
  • 第2章 記憶
  •   健忘症/超記憶/偽りの記憶
  • 第3章 時間とメンタルタイムトラベル
  •   メンタルタイムトラベルはヒトに固有か?
  • 第4章 海馬──脳のなかのカバ
  •   夢想するラット
  • 第5章 他者の心を読む
  •   心の理論/動物は他者の心を読むか?
  • 第6章 物語を語る
  •   こうして言語が生まれた/私たちが語る物語/犯罪小説/殺人を超えて
  • 第7章 眠りと夢──闇夜にひそむトラ
  •   ジークムント・フロイトの登場/夢は脅威のシミュレーション/夢想するラットふたたび登場
  • 第8章 幻覚
  •   二分心/電気誘発/感覚遮断/薬物
  • 第9章 さまよう心の創造性
  •   創造性/ランダム性について

製品情報

製品名 意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること
著者名 著:マイケル・コーバリス 訳:鍛原 多惠子
発売日 2015年12月18日
価格 定価:1,012円(本体920円)
ISBN 978-4-06-257952-0
通巻番号 1952
判型 新書
ページ数 216ページ
シリーズ ブルーバックス

著者紹介

著:マイケル・コーバリス(マイケル・コーバリス)

ニュージーランドのオークランド大学心理学部名誉教授。同大学で修士号、カナダのマギル大学で博士号(心理学)取得後、一九六八年から七七年にかけてマギル大学心理学部で教鞭を執った。おもな研究分野は認知神経科学と言語の進化。邦訳された著書に『言葉は身振りから進化した』(勁草書房、二〇〇八)と『左と右の心理学』(紀伊國屋書店、一九七八)がある。

訳:鍛原 多惠子(カジハラ タエコ)

翻訳家。米国ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)。訳書にコルバート『6度目の大絶滅』(NHK出版)、コーキン『ぼくは物覚えが悪い』、ニコレリス『越境する脳』(以上、早川書房)、マクニックほか『脳はすすんでだまされたがる』(角川書店)など多数。