内容紹介
日本酒はワインではありません。日本酒なのです。なにを言っているかって。それは醸造法がわかれば納得。仕込みのときに自然の乳酸菌の増殖を待つ、昔ながらの「生もと」の酒は格別だという。日本酒のことがわかると、今宵の酒も一味ちがってくるにちがいない。
日本酒再発見! 日本酒ほどいろいろな料理に合う酒はない。鍋、ウナギ、焼き鳥、刺身に天ぷら……、中華、洋食、チーズ、そして塩をつまみに。日本酒の歴史は古く、収穫祭にあたる宮中祭祀の新嘗祭では、酒造りの儀式も執り行われるほど伝統を受け継いだまさに日本人のための酒なのだ。
「甘口」「辛口」の基準とは?
「冷や」とは「冷やした酒」のこと?
燗酒に合う酒は甘口か辛口か?
樽酒が脂っこい料理に適しているのはなぜ?
など、日本酒をとことん知り尽くすための一冊。
目次
- プロローグ 日本酒とは?
- 第1章 酒造りの技
- 第2章 酒の原材料
- 第3章 麹と酵母
- 第4章 伝統技で醸す酒
- 第5章 ラベルが教えてくれること
- 第6章 日本酒のバラエティー
- 第7章 日本酒のおいしい飲み方
- 第8章 日本酒と健康