夢と現実の境界線は!? 本なしで眠ってしまった大海(ひろみ)。だが思いもよらぬ原因が!! 本がないと眠れないという特異体質の大海は、古書店『恵土和堂(えどわどう)』でアルバイトをしながら、店主の金髪碧眼の青年、征覇(セイハ)と同居している。ある日、ミニチュアの本棚を象(かたど)った小物入れを骨董市で大海のために買ってきた征覇。恐ろしく怖い、征覇の母親が来るので、慰謝料の前渡しだと言う。だが、その小物入れが思わぬ方向へ……!?『恵土和堂四方山話』いよいよ最終章!!