内容紹介
この負け戦の始末、俺がつけてやる――。関ヶ原で大勢が決しながら敵中突破を図った「島津の退き口」。窮地に陥った織田信長を救い、秀吉の出世の足がかりとなった戦国のオールスター殿軍戦「金ケ崎の退き口」……。負け戦――しんがりでどう振る舞えるかで男の価値は決まる。戦国で最も過酷な戦を描く、注目若手作家の7番勝負!登場武将:島津義弘/柴田勝政/馬場信春/堀秀政/石田三成/羽柴秀吉/高橋紹運(岩屋城)
この負け戦の始末、俺がつけてやる――。
関ヶ原で大勢が決しながら敵中突破を図った「島津の退き口」。窮地に陥った織田信長を救い、秀吉の出世の足がかりとなった戦国のオールスター殿軍戦「金ケ崎の退き口」……。
負け戦――しんがりでどう振る舞えるかで男の価値は決まる。
戦国で最も過酷な戦を描く、注目若手作家の7番勝負!
登場武将と戦:島津義弘(関ヶ原)/柴田勝政(賤ヶ岳)/馬場信春(長篠・設楽原)/堀秀政(小牧・長久手)/石田三成(関ヶ原)/羽柴秀吉(金ケ崎)/高橋紹運(岩屋城)
目次
- 禿鼠の股座
- 夢にて候
- 勝政の殿軍
- 四方の器
- 孤 軍
- 丸に十文字
- 我が身の始末
製品情報
製品名 | 戦始末 |
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著者名 | 著:矢野 隆 |
発売日 | 2017年01月25日 |
価格 | 定価 : 本体1,500円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220387-6 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 258ページ |
初出 | 「丸に十文字」は『決戦!関ヶ原』所収のものに加筆修正を加えました。その他の短編はすべて書き下ろしです。 |