内容紹介
1789年7月14日、民衆がバスティーユ監獄を襲撃。パリで起きた争乱は瞬く間に全土へ広がった。帯剣貴族の嫡男フランソワとその従者ピエール、大ブルジョアのテンプル家嫡男ローラン、港湾労働と日雇いで食いつなぐ平民のジャン=マリと妹コレット。〈革命〉によって変転していくそれぞれの運命とは。上巻は貿易都市ナントを舞台にしたフランス編。小説の女王が描く壮大な叙事詩的物語と、仕組まれた巧妙な仕掛けに耽溺せよ。
quo fata trahunt, retrahuntque, sequamur.
運命が運び、連れ戻すところに、われわれは従おう。
1789年7月14日、民衆がバスティーユ監獄を襲撃。パリで起きた争乱は、瞬く間にフランス全土へ広がった。帯剣貴族の嫡男フランソワとその従者ピエール、大ブルジョアのテンプル家嫡男ローラン、港湾労働と日雇いで食いつなぐ平民のジャン=マリと妹コレット。〈革命〉によって変転していくそれぞれの運命とは。上巻は貿易都市ナントを舞台にしたフランス編。小説の女王が描く壮大な物語と、仕組まれた巧妙な仕掛けに耽溺せよ。
製品情報
製品名 | クロコダイル路地1 |
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著者名 | 著:皆川 博子 |
発売日 | 2016年04月20日 |
価格 | 定価 : 本体1,800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220008-0 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 384ページ |
初出 | 「小説現代」2014年6月号~2015年12月号。 |