絶頂の一族 プリンス・安倍晋三と六人の「ファミリー」
- 電子あり
内容紹介
目次
- ■プロローグ ゴッドマザー・安倍洋子を軸にした三代
- ■第一章 祖父・岸信介――安倍晋三が追う幻影の正体
- 名門一族の秘められた「約束事」/小児麻痺を患った長男・信和/落下傘工場で働いた洋子/終戦の日、岸は病床にあった/「八月十五日」が意味するもの/横浜拘置所への護送/弟・佐藤栄作との「出所祝い」/公職追放解除へ/毎日新聞記者・安倍晋太郎との結婚/政界復帰と自民党結成/憲法改正の宿願/総裁選の敗北と外務大臣就任/釈放八年後の総理就任ほか
- ■第二章 父・安倍晋太郎――「岸の舅」といわれた続けた男の悲劇
- 生き別れた母と特攻志願/病の父と瞼の母/晋三が触れないもう一人の祖父/警察の尾行/新聞記者と「岸の娘」/俺の実家は安倍家だ/岸への相反する感情/九才の晋三の前で泣く夫/異父弟の存在を知る/ポスト中曽根レースに加わる/総理になれなかった男として/リクルート報道と入院
- ■第三章 叔父・西村正雄――唯一晋三を批判できた晋太郎の異父弟
- 晋太郎の隠された弟/晋三には何が欠けているのか/兄を看取った銀行マン/晋太郎への長文の手紙/戦争を知らない甥・晋三に伝えたいこと/晋三は侵略戦争がわかっていない/「偏狭なナショナリストと離れろ」
- ■第四章 隠れた弟を追って――父・晋太郎が築こうとしたもう一つの家庭
- 晋太郎の隠し子と呼ばれて/秘められた料亭の女将との関係/「晋三に言うべきだろうか」/家に寄りつこうとしない晋太郎/母子家庭で育って
- ■第五章 妻・安倍昭恵――奔放な「家庭内野党」で洋子との確執は続く
- 夫の原発推進には異を唱える/居酒屋経営を洋子と晋三はどう見たか/義母は我慢をするタイプ/家庭内野党とは何か/夫の背負う呪縛を超えて
- ■第六章 母・安倍洋子――晋三に賭けるゴッドマザーの執念
- 岸の血筋がすべて/政界のゴッドマザーと呼ばれて/開かれなかった昭恵の誕生日祝い/昭恵への苛立ち/昭恵との密約/世継ぎをもうけられなかった負い目/洋子が決めた弟・信夫の出馬/晋三は転身に反対だった/信夫を責め立てる養父母/弟・信夫の養母と洋子の確執/すべては岸家の血を残すために/父・晋太郎を乗り越えられたか/血脈への野心
既刊・関連作品
関連シリーズ
-
保守政治家 わが政策、わが天命
-
永田町動物園 日本をダメにした101人
-
したたか 総理大臣・菅義偉の野望と人生
-
真実の原敬 維新を超えた宰相
-
昭和政争
-
「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理
-
YKK秘録
-
民権闘争七十年
-
田中角栄 昭和の光と闇
-
テロルの真犯人
-
政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男
-
小沢一郎 淋しき家族の肖像
-
角栄のお庭番 朝賀昭
-
小沢一郎 完全無罪 -「特高検察」が犯した7つの大罪
-
政治家の日本語力-言葉を武器にできるのか、失点にするのか
-
虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実
-
情と理―後藤田正晴回顧録
-
昭 田中角栄と生きた女
-
吉田茂 ポピュリズムに背を向けて
-
東京を弄んだ男 「空疎な小皇帝」石原慎太郎
-
政治家と回想録
-
野中広務 差別と権力
-
戦後政財界三国志
-
田中角栄・真紀子の「税金逃走」
-
激録!総理への道 戦後宰相列伝 田中角栄から森喜朗まで
-
小説 角栄学校
-
英才の家系―鳩山一郎と鳩山家の人々
-
一を以って貫く 人間 小沢一郎
-
田中角栄の人を動かすスピーチ術
-
田中角栄vs竹下登
-
日本をダメにした九人の政治家
-
プロ秘書だけが知っている永田町の秘密
-
安倍首相の「歴史観」を問う
-
仮面の改革派・渡辺喜美
-
田中角栄に消えた闇ガネ
-
ドキュメント副知事――猪瀬直樹の首都改造・一八〇〇日
-
角栄になれなかった男 小沢一郎全研究
-
覚悟! 陽気な突破者 渡辺喜美
-
ハマコー だう! ツイッターの言葉力
-
汚れ役 側近・飯島勲と浜渦武生の「悪役」の美学
-
逆臣 青木幹雄
-
証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも
-
日本を呪縛した八人の政治家
-
「政治家」無用論
-
政治家の条件
-
政治家の正体
-
政治と人生 中曽根康弘回顧録
-
小説・吉田茂
-
正言は反のごとし 二人の謙三
-
昭和の宰相