内容紹介
愛おしい人たちとのかけがえのない日々を描き、「群像」発表時から話題を集める著者初の長篇小説。古びたアパートの住人たち。編みもの教室に通う仲間たち。大切にしていた恋を失くし、すさんだ気持ちから、ようやく顔を上げたとき、もっと、大切なものが見つかった。
第146回芥川賞候補作
傷ついた心だけが見えるほんとうの景色
愛おしい人たちとのかけがえのない日々を描き、「群像」発表時から話題を集める著者初の長篇小説。
古びたアパートの住人たち。編みもの教室に通う仲間たち。大切にしていた恋を失くし、すさんだ気持ちから、ようやく顔を上げたとき、もっと、大切なものが見つかった。
目次
- 風船
- 万能の薬
- すみれと小鳥
- 慈雨
- お餞別
- 屋上の夏
- 切株共生
- きなりの雲
製品情報
製品名 | きなりの雲 |
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著者名 | 著:石田 千 |
発売日 | 2012年02月02日 |
価格 | 定価 : 本体1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-06-217295-0 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 218ページ |
初出 | 『群像』2011年10月号 |