1993年1月20日――麗しの妖精は永遠の休日を迎えた……。
日本でもっとも愛された女優の生涯を、主演作品を軸に克明に再現したオードリーファン待望の1冊!
『ローマの休日』とヘプバーンは、この40年間、多くの日本人の心のなかに生きており、その輝きを今も失っていない。死去によるヘプバーン・ブームの再来現象を踏まえるならば、さらにヘプバーンは、その光芒を増しているといってよいだろう。
どうして、オードリーは、日本人のなかでいまも生き続けているのか。『ローマの休日』はなぜ、それほど日本人の心に焼きついているのか。そもそも、オードリー・ヘプバーンというスターは、日本人にとって何であったのか。あるいは何であり続けているのだろうか。――(本文より)
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