雪のこおった夜、四郎とかん子の兄妹は、野原できつねの子に出会い、幻燈会の切符をもらいます。約束の夜、ふたりがチカチカ青く光る雪の中を出かけていくと……。 賢治の幻想的な言葉が描き出す空想物語の傑作。小学校低学年から
1896年、岩手県花巻に生まれる。盛岡中学校を経て、盛岡高等農林学校を卒業。中学時代から短歌・詩をつくり、数多くの童話を書く。1924年、詩集「春と修羅」を自費出版。同年、童話集「注文の多い料理店」を刊行。1926年羅須地人協会をつくり、東北のきびしい自然風土の中の農村向上のためにつくす。1933年、37歳で花巻で死去。
1952年、東京に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。主な絵本作品に『ねこのおすしやさん』『せんろはつづく』『つみきでとんとん』『いのちのふね』などがある。また、『世界の鳥の巣の本』『鳥の巣研究ノート』『ふしぎな鳥の巣』『ツバメのたび』『日本の鳥の巣図鑑全259』などの著者があリ、鳥の巣研究家として、たくさんの著書があり、全国で鳥の巣展覧会を開催している。
銀河鉄道の夜(児童)
セロ弾きのゴーシュ(児童)
風の又三郎(児童)
注文の多い料理店(児童)
宮沢賢治童話大全
オツベルと象
ツェねずみ
狼森と笊森、盗森
よだかの星(児童)
宮沢賢治(児童)