内容紹介
諸流派が日本各地に盛名を競った天正年間、常陸の刺客諸岡一羽斎の、剣の理法と謎の秘伝書は、3人の高弟たちを翻弄する。力と技では及ばない、「剣の心」を渇望する剣士たちの死闘を描く表題作他、人斬りに失敗した刺客、秘命に斃(たお)れた陰密、悪名高い復員兵等、男の人生の風雪を鮮烈に描く、初期傑作短編集。
製品情報
製品名 | 剣法一羽流 |
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著者名 | 著:池波 正太郎 |
発売日 | 1993年05月06日 |
価格 | 定価:586円(本体533円) |
ISBN | 978-4-06-185391-1 |
判型 | A6 |
ページ数 | 316ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ’91年3月本社より刊行された「剣法一羽流」に,「仇討ち半九郎」(’90年12月本社刊)より「土俵の人」を収録したもの。 |