高松塚古墳の壁画、出雲で出土した358本の銅剣、藤の木古墳、吉野ヶ里遺跡――このような発掘が相次いだにもかかわらず、古代史は相変わらず霧の中にある。古代史ブームの火付役であり、第一人者である巨匠が、曖昧模糊とした霧中に想像力の光を照射し、これまでの学説から1歩踏み込んだ、古代への浪漫紀行。
日本の古代豪族 100
内戦の日本古代史 邪馬台国から武士の誕生まで
縄文時代の歴史
日本の神々
日本古代貨幣の創出
帰化人 古代の政治・経済・文化を語る
戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで
弥生時代の歴史
大和三山の古代
甲骨文字の読み方
前方後円墳の暗号
古代史謎めぐりの旅
「祟る王家」と聖徳太子の謎
「古代史」謎解きのヒント
奈良貴族の時代史 長屋王家木簡と北宮王家
邪馬台国論争
悲劇の宰相長屋王
古代史を彩った人々
古代史私注
好太王碑の謎 日本古代史を書きかえる
大和朝廷
日本神話と古代国家
日本古代史と朝鮮
白村江