内容紹介
大坂夏の陣、忠輝のもとに出陣命令が下る。大坂城中のキリシタン牢人に、キリシタンに理解が深い忠輝の軍勢をぶつけようという、兄秀忠の底意地の悪い計画。そして、父家康と兄秀忠の暗闘、宿敵柳生一族との確執。途方もないエネルギーを持つがゆえ、波瀾の生涯を送る忠輝を描く長編伝奇ロマン全3巻完結。(講談社文庫)
家康の第6子・松平忠輝の波瀾の生涯。
大坂夏の陣、忠輝のもとに出陣命令が下る。大坂城中のキリシタン牢人に、キリシタンに理解が深い忠輝の軍勢をぶつけようという、兄秀忠の底意地の悪い計画。そして、父家康と兄秀忠の暗闘、宿敵柳生一族との確執。途方もないエネルギーを持つがゆえ、波瀾の生涯を送る忠輝を描く長編伝奇ロマン全3巻完結。
目次
- 遣欧使節(二)
- 忠隣始末
- その前夜
- 決断
- 旅立ち
- 執筆を終えて
製品情報
製品名 | 捨て童子・松平忠輝(下) |
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著者名 | 著:隆 慶一郎 |
発売日 | 1993年01月07日 |
価格 | 定価:649円(本体590円) |
ISBN | 978-4-06-185321-8 |
判型 | A6 |
ページ数 | 332ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 『新潟日報』・『河北新報』・『東愛知新聞』・『北海タイムス』・『しんあいち』・『下野新聞』ほか地方11紙に1987年5月22日~1988年11月16日連載、1990年1月、本社より単行本として刊行。 |