内容紹介
凛々しく成長した忠輝は、越後福嶋藩の大名となる。福嶋藩のキリシタン化を企てる附家老・大久保長安には野望があった。ラテン語を理解し、南蛮医学まで修得するほどの開明的知性を持つ忠輝を将軍にしようというのだ。その能力と人望ゆえ、兄の将軍秀忠に恐れられた忠輝は、秀忠配下の柳生宗矩に狙われる。
目次
- 高田城
- 和解工作
- 越 後
- 禁 制
- 決 起
- 遣欧使節(一)
製品情報
製品名 | 新装版 捨て童子・松平忠輝(中) |
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著者名 | 著:隆 慶一郎 |
発売日 | 2015年04月15日 |
価格 | 定価 : 本体750円(税別) |
ISBN | 978-4-06-277998-2 |
判型 | A6 |
ページ数 | 448ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は、1992年11月に講談社文庫より刊行された『捨て童子・松平忠輝(中)』を改訂し文字を大きくしたものです。 |